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研究内容の紹介


ー山下博初代教授の頃ー
視床下部、特に神経分泌ニューロンについての電気生理学的研究を集中して行ってきました。教育面では、神経生理学の教育を担当。この生理学講議と試験は大変難しく、当時は試験結果発表の掲示板前は上級生まで見に来て人だかりとなるほどでした。生理学実習は項目によっては深夜にまでおよび、実習レポートも大変分厚いものでした。当時から基礎研究室配属制度があり、現教授も第一生理学での基礎研究室配属卒業生です。この経験が生理学を志すきっかけとなったと聞いています。
−そして現在−
医学教育には、卒前・卒後教育があります。卒前教育には生理学の面白さを学生に伝えることを常に心掛け、自ら学ぶことの大切さと発見の歓びを体験できるよ自ら学ぶことの大切さと発見の歓びを体験できるよう生理学講議、実習そして基礎研究室配属にも力を入れています。
卒後教育においては、大学院生の指導はもとより、卒業生産業医への学術支援を目的に教室主催の産業生理セミナーを新たに始めました。すでに10回を数えています。
研究面では、生体の恒常性維持のメカニズム解明を根本命題として、特に視床下部−下垂体系の役割を、電気生理学、分子遺伝学、行動学などを組み合わせて多角的なアプローチにより解明していくことを目標としています。
最近、トランスジェニック動物でバゾプレッシンニューロンをGFPで光らせることに成功し、さらなる研究の展開を考えていることろです。また、病態生理学も重要と考え、種々の疾患モデル動物を用いた研究にも力を入れています。

”夢と忍耐と運なくして新発見なし”

[2004年8月30日]





↓産業医科大学ニュースに教室紹介が掲載されました↓

2010年12月号

                            



[文責:第1生理学教室 最終更新日:2013年11月1日]

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